AI-OCRによる手書き文字の自動解読

凸版印刷株式会社明治期から昭和初期の手書き文字を自動解読できるシステム(AI-OCR)を開発し、2023年4月にサービス開始予定です(凸版印刷株式会社公式WEBサイトより引用)。

2024年4月1日より相続登記の義務化が始まりますが、相続登記手続きにおいては遺言書が存在する場合を除いて、被相続人の出生から死亡までの除籍謄本等を用意する必要があります。その際に、明治期から昭和初期の除籍謄本等が必要となるケースも多く、昔の手書き文字で記載された書類を判読しなければなりません。昔に遡るほどくずした文字で記載されていて、また書き手によることもあり、専門家でも判読が難しく、かなり時間を要することもあります。

凸版印刷株式会社が開発したシステムによると、AIにより手書き文字を読み取って、現代語のテキストデータに変換することができるとのことで、人による手書き文字の判読がほぼ不要となると、相続手続きの簡易化だけではなく、古文書の現代語化が可能となります。

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