ゆうちょ銀行の相続手続
ゆうちょ銀行の口座名義人が亡くなった場合の相続手続(2022年12月時点)は、下記の通りです。
①相続関係や口座の記号番号などを記載した「相続確認表」をゆうちょ銀行(郵便局)の窓口に提出します。他の銀行と異なり、支店の指定があるわけではないため、全国どこの店舗に提出することも可能です。また、口座の特定ができていない場合には、「貯金等照会書」の提出も必要となります。
②相続確認表の提出より1〜2週間程度で、「必要書類のご案内」が届くため、戸籍謄本等の書類を用意します。(必要書類については相続関係や遺言の有無等により異なります。)なお、案内が届くのに期間を要するため、ゆうちょ銀行Webサイト上の「相続Web案内サービス」を利用することにより、この過程を省略することが可能です。また、戸籍謄本等の書類原本は、一旦提出して返却してもらうことが可能です。(銀行側でコピーをとります。)
③用意した書類を(相続確認表を提出した)ゆうちょ銀行の窓口に提出します。提出してから1〜2週間程度で、指定した相続人の払戻口座に振込がされます。他の銀行の手続と異なり、払戻口座の指定はゆうちょ銀行口座のみ可能となっています。また、相続人がゆうちょ銀行口座を持っていない場合には、口座の名義変更や払戻証書の選択も可能です。
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